【SS:その後〜楽士と悪魔】 宮廷楽士「…私は、天上の音楽を奏でられる才を…未だ持っているとは言えません。 しかし、どうしても…どうしても彼との約束を果たしたい…!」 女王(悪魔)「その為に、時間を引き延ばしたい、と?フン。 才ある者であれば、私の耳に入ってきてもおかしくない筈だが…」 蔑むように楽士を見る女王。目をそらす宮廷楽士。 彼は、彫金師に見栄を張ったのかもしれない。