マイムナー「(結婚を承諾せぬ王子に)困り果てた王は大臣マールに相談を持ち掛けます」 大臣マール「王様、もう一年お待ち下さいませ。一年が過ぎて結婚の事を 再び王子様にお話なさいます時は、私は無論の事、他の大臣や太守や貴族達が 広間に集まる式日に皆の前でなさいませ。 この国では父たる者への服従は義務付けられております。 皆の前で、その教えに逆らう事となれば、流石のカマル王子様でも…。」