マルザワーン「…あのな…。俺が、昨日、久しぶりに、数ヶ月ぶりに我が家に帰った 途端、途端にだぞ。玄関先で、俺のおふくろが仁王立ちで立って、 『今まで何所ほっつき歩いてたんだい、このロクデナシ息子! 病身の姫様をおなぐさめして来いっ、それまで家の敷居はまたがせないさ、 このバカ息子―っっ!』とか言うから、俺はここへ来たんだぞ!?」