■劇団やぶさか『GALAXY☆GANG』SPECIAL■




★SPECIAL★

携帯サイト限定コンテンツ!役者陣による役作り…というか裏設定です。 本番当日、更新!芝居後に是非お楽しみください☆
…役者が役作りをする際に己で考えた裏設定的なものをひっそり公開します。スピンオフ的にもう一作品出来そうな位、毎回、皆、頑張って考えてます(笑)


☆TYPE-ニュエウスト/じっちゃんとの思い出編
!劇中で結婚詐欺と言われるニュウエスト。その基本姿勢は「来る者拒まず」。その心理に潜む幼少期からの出来事。

…幼い頃から他人の精神に入り込めるという稀有な能力を持ち、両親から 「手を繋ぐ事さえ拒まれる」という経験をしてきたニュウエスト。 愛情の基本であるスキンシップを求める心は、幼少期の彼の心に根付き、 その後の恋愛姿勢に大きく影響を及ぼした。 親戚中をたらい回しにされながら、幼いニュウエストは 一時的に科学者の祖父の元へ預けられるが、そこで過ごす内に 変人と名高い科学者の祖父と心を通わせるようになる。 ニュウエストの祖父は、そのまま彼を手元に置こうと考えたが、 自分の息子/フェルメール財閥総裁でもあり研究施設のスポンサーでもある ニュウエストの父親に反対され、思い悩む。 その姿を見たニュウエストは、フェルメール財閥から縁を切る事にし、 祖父の元からも旅立つ事を決意した。 やがて、その容貌と素直過ぎる性格、そしてその能力から、 裏社会でヒモとして飼…雇われ続けた。 女性が求める言葉をすぐに発する事が出来るニュウエストは、 悪気はないが誤解させるような発言も多い。 そして徐々に、結婚詐欺師としてその名を馳せていく事になる。



☆TYPE-ユーロ&バウンド/過去編
!劇中で「元・警官」、「元・爆弾魔」と明かされた二人。二人が仲間になる過程の一端を。

…爆弾魔であるバウンドは、反政府勢力として長く孤独な戦いを続けていた。 当時、まだ銀河連邦警察の一端に属していたユーロは、彼女が絡む事件の担当となり、その時に初めてバウンドと相対する事になる。 だが事件を追う内に、二人は共に窮地に立つ事になってしまった。 爆弾を仕掛けた施設の中に取り残されたユーロは、共に閉じ込められたバウンドに、ふと爆弾魔となった理由を問いかける。 バウンドは「自分は、政府に連れ去られた妹を取り返したいだけだ」と、訥々とその過去を打ち明けだす。 彼女の妹は特殊な能力を有しており、能力開発研究の為と称し、政府側に強引に拉致されたのだという。 悲痛なバウンドの話を聞く内に、現政府のやり方に疑問を覚えたユーロは、元々肌に合わなかった警官をやめる決意をし、 運び屋として各所を回る事を決める。その後、窮地を脱した二人は手を組む事になる。



☆TYPE-スピード&マリイ/続編になるかも?編

!劇中のラストで「MONA-LISAの母艦とアンドロイドの航宙士は、実は裏で政府に開発された未登録の品だと…」 と、イレブンに突き止められた両マシーン。ベティも様子を知ってるようだが…?(※裏設定女王・マリカ様作なので長文です)

…マザー・マリイとスピード・クレイズには、実はもう一体、同時に創られた別のアンドロイドが居る。 その三体は、昔、裏で政府に開発されたものであった。 非合法で開発された彼らの設計図を創ったのは、実はニュウエストの祖父。 ニュエウストの祖父は、その昔、政府勤めをしていた頃があり、その時に設計図をひいた。 メインで開発設計したものは、(マリイの)エンジンの設計図だったが、 それに伴い、エンジン搭載のマシンを操作できる「航宙士のアンドロイド」と、 それを「整備出来るアンドロイド」の、二体のロボットが必要だと考え、 この二体の設計図も同時に作成した。 だが、ニュウエストの祖父は、それらをあえて創らず、封印してしまった。

その理由は、エンジンの動力源になっている物質が、 見た目は大変美しい宝石のようなのだが、実質、非常に特殊な素材であり、 使い方によっては惑星が一つ吹っ飛ぶ(!)くらいの威力がある為。 (更に言えば、その精製技術も巡回させる回路も、極めて複雑且つ繊細な構造) ゆえに「それはエネルギー源として使えるものではあるが、 危険度があまりにも高い為、開発は中止」とした。
(尚、劇中のラストで、イレブンが何故その情報を持ってきたかというと、 イレブンは「精製後の宝石が欲しい」という単純な理由から。)

だが、その設計図を見つけ、それを基に中止されたその開発を再開した者が居た。 後学に勤めてきた技術者である。 そうして、新エネルギーを搭載した母艦=マザー・マリイ と、 それを運転出来るドロイド航宙士=スピード、 そして整備士ドロイド=スピードの弟 という三体が、遂に完成される事となった。 …ちなみに、スピードとマリイは、今のようなハッチャケた性格ではなく、 創られた当初は普通にデスマス調で喋る極めてお利口なドロイドであった事を明記しておく。

だが、ひょん事から、自分達の出自を知り、元々の設計者の意図を知った彼らは 「自分達は存在してて良いのか?」と疑問を持ち、研究施設からの脱走を企てる。 マリイとスピードを逃がす為に整備士の弟は残ったが、 しかし逃げたマリイとスピードの両名も、やはり追っ手の追撃にあい、撃たれ、 ハッキングをかけられ…と、逃亡を諦めざるを得ない状況に追い込まれてしまう。 「もうこれ以上飛べない」と判断したマリイは、「戻ってきたら、私を回収して」と スピードに告げ、艦内から彼女を放り出す。そして一人になったマリイは 「エンジンを結晶化させる」事を決意し、 全質量の半分ほどを結晶化させた時点で、その意識を閉じた。

そうして、バラバラになってしまったマリイとスピード。 スピードは、不時着した衝撃で記憶をなくしてしまったが 「誰かを、何かを捜している」記憶だけは残った→ それは劇中の「お母さんを捜してる」という言葉から伺える。 そんなこんなで、フラフラとあてもなく彷徨っている最中、スピードはユーロ達に拾われる事になる。

マリイはというと、不時着した後、しばらくしてから、別の…それこそ運び屋的な B級の輩に発見され、中古艦を扱う店に売り飛ばされる事になる。 (尚、この時の不時着の衝撃でマリイは現在のツンデレキャラに変貌) マリイは「フェルメール・スカイ本社」製と劇中で言われているが、 それはマリイに使われている素材に社名が記載されていた所為である。 「フェルメール・スカイ社製なら、まあ大丈夫だろう」と考えた彼らによって、 逆に細かく調べられずに済んだ。 モネの店に売り飛ばす時「腹を出したマンボウがささってた」と、 マリイを回収した彼らは、店の店長に告げたという。

また、何故マリイの外観がマンボウか?というと、それは整備士のドロイドが 外観をカモフラージュした所為である。「そんな(ふざけた)外観だったら、 誰も政府が裏で開発した特殊でスーパーな宇宙艦だとは思わないだろう」 という理由から腕にヨリをかけて可愛い外観にしたようだ。 劇中では最後の脱出時に、ユーロが「予備回路も使え!全部だ!!」と叫んだが、 実際の性能としては、現在はむしろ予備回路のみで動いているような状態であり、 全ての性能の制御を解除したら、大変な事になる…らしい。

というわけで、次回『GALAXY☆GANG』は、彼らのこの辺りの事情を中心に、 スピード達がとうとう弟に会う…!? 編です!! なーんちゃって!!(もはや自棄)
演出が代筆いたしました。


★GREETING★

2009年、第十回公演を迎えた劇団やぶさかは 2010年、結成10周年を迎えます。拍手。+ご祝儀歓迎。
地味に(また)記念すべき一年となりますこの2010年、幸先良く 第七回神奈川演劇博覧会への参加が再び決定いたしました!拍手(再)。
今回は2003年に上演した『GALAXY☆GANG』を、短編リニューアルして上演致します。 キャスト一新・ALL女優陣にてお届け! 今回も、本公演に劣らない濃密な空間をお約束♪

“頭悪い・スピーディ・スペース・アドベンチャー”、略して『ASSA』! こんな信条をもとに、劇団やぶさか流/スペーシィ・(ラブ・)コメディが、 素舞台が基本の演劇博覧会においてどのように表現されるのか!? (……演出家は全くまだ何も考えていないようですが……)…どうぞお楽しみに!!

( 0w0)ノ...尚、神奈川演劇博覧会は、入場無料+出入り自由というワンダフルなイベントです。 神奈川の各所で活動中の、様々な劇団さんを見放題♪ 特に初日は、全て素晴らしい劇団さんばかり………と、さり気なく自負も交えてみました!(そして首も締めてみました) 今回も、劇団やぶさかを応援しに(!?)来ていただけると大変嬉しいです(`;ω;´)

皆様のご来場、心よりお待ちしております!!


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